しかし、戯言。

ぐうたら社会人がぐうたら思ったこと

「ミュート機能」という不快感

Twitter、ミュート機能の提供開始を発表 - CNET Japan

元々公式に機能が装備される前から、アプリやクライアントによっては使えた機能なわけですが、結構使ってる人多いですよね。僕はTwitterでミュート機能を使うということに凄く、いや、とてつもなく違和感を感じるわけですけど。これって、いかにTwitterのコミュニケーションがリアルと変わらないものになっているか、ということの現れだと思うんですよ。「他人の顔を気にして生きる」という。

そもそもね、ツイートを見たくないぐらいだったらリムーブすればいいだけの話なんですね。ツイッターって日常を呟いてる人から芸能ネタばっかりつぶやく人、鬱の捌け口にしている人など色々な使い方がありますから、自分にとって「読みたい/読みたくないユーザー」っていう分別は人それぞれだと思うんです。で、リムーブしたからといって、別にその人を否定とか、その人を嫌いなわけではなくて(たまにそういうパターンもあるけど)、自分がその人のその場でのツイートを読みたくないと感じた、というだけ。だから重く考えず、スパッとリムーブしてしまえばいいんです。Twitterでフォローをしていない人でも、実際会えば仲が良い人なんていくらでもいますよね?

ところが「ミュート機能」を使う。これは、「リムーブしたことを相手に気づかれたくないから」ということだと思うんですけど、本当気にし過ぎじゃないかなと。そして非常にタチが悪い。表面上は関係を保っているように見せかけつつ、実は(実質的に)リムーブしている。リムーブされるよりも、相手からしたら嫌だなあと思います。少なくとも僕だったら「それならリムーブしてくれよ」と思いますけど。

勿論これにはリムられた側からの反応で嫌な目に合ってる人がいるからなのかもしれませんが。リムられてから「何でリムーブしたんですか?」とか嫉妬に聞かれるみたいなね。

何にせよそういったことが横行してる時点で、ホントTwitterが現実世界の一部として組み込まれているんだなと感じる次第です。本当に気持ち悪い。吐き気がします。僕だけなのかな。というか、僕が考えすぎなのかもしれませんが。そこまでTwitterでのフォロー/リフォローの関係性が重要なのかと。

いやしかし、本当に面倒な世の中になりましたね。TwitterやらLINEやら、24時間ずっと他人とのコミュニケーションに振り回される、という。「繋がりたい」という欲が加速し過ぎた末の結末だと思います。たまに嫌になってスマートフォン3時間くらい電源OFFにしてる時とかありますもん。Twitterが出来てコミュニケーションが広がった、という人もいますけど、実質的にはこれまでとは違う新しい狭い島を作って籠ってるだけなので変わらないんじゃないかな、と思います。その島探しが前より便利になっただけで。

ということでお久しぶりです。いきなり悪口みたいな更新になりましたけど、この調子でまた書いていきます。まずは「ガールランキング」だな。


捻くれてるんだけど、やってることはストレートにポップという僕の好物ど真ん中みたいなバンドです。この曲の歌詞が好き。みんな前ならえ。ノーマルアタマな君が怖い。