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しかし、戯言。

ぐうたら大学生がぐうたら思ったこと

「ほどよい」距離感

お久しぶりのブログです。このタイミングでわざわざブログを書くということは、もしや「最近出たあのバンドの新曲について」か!?はたまた「審査員が変わって話題になったあのコントの大会について」か!?いやいや「奇跡の復活・宇都宮しをんについて」だろ!!とお思いの皆さんも沢山いらっしゃると思いますが・・・。今回書くのは、まさかの、普段のブログでちょくちょく出てくる「蛇足」を目一杯盛り込んだ記事です。蛇足だらけです。なので、読まなくてもイイやつです。でも、蛇足が好きな人にはもう涎がダラダラ出て仕方ない記事だと思うので読んでください。

僕はコンビニ大好きっ子なので、毎日のように近所のコンビニへ通ってるんですけど、さすがに毎日行くとお互い顔を覚えるもので。僕も「ああ、この時間だから多分あの人か」とか「うわ、あの人ニガテなんだよな、袋に商品入れるの雑で」とか思いますし、きっと店員さんも「あーはいはい今日もこいつ来ましたね」「また揚げ鶏買ってくんですか」とか思ってるんですよね。たまたまよく行くコンビニの店員の知り合いが僕の先輩だったことがあって、「あいつめっちゃ来るぞ」って話されてたらしいですし。でも、そういうのは辞めて欲しいんですよ。お互いその場だけの関係というか、あまり深入りして欲しくないし、他の人にもべちゃくちゃ言ってほしくなくて。買い物って、個人的にはめちゃくちゃプライベートなものだと思っているので、例えそれがコンビニであったとしても、あんまり人に見られたくないんですよね。

そんな僕の思いを踏みにじる女が居たんです。近所のコンビニに。いや、もうはっきり言いますよ、ローソンに。大体昼ごろ行くといつも居るなー、というおばさんがいるんですけど、その人がレジ入ってて会計する時に「ポンタカードはお持ちですか?」と聞かれて。まぁお決まりのフレーズですよね。で、僕自身ポンタカードは持ってるはず、なのですが紛失してしまって手元に無かったので、「大丈夫です」と言ったんです。そしたら、「いつも結構来てるから、作った方がお得だよ」と急に言われて。いや、ポンタカードにもノルマとかあるのかもしれませんし、あるいは常連客である僕に対する親切心なのかもしれませんが、急にこっちに近づいてきてほしくないんですよ、コンビニで。いつも見かけるな、と思ってもそっとしておいて欲しいんです。これがもし、おしゃれなバーとか、いい感じの定食屋とかだったら常連として扱ってもらえるのはありがたいんですけど、コンビニでその感じあんまり味わいたくないじゃないですか。で、この瞬間僕はスッと心が冷めましたね。もうこのコンビニにあまり行かないようにしよう・・・と。ちなみに面倒なので、その場でポンタカード作りましたけど。いや作ったんかい。

こういう、「客」と「店員」の距離感って超えて欲しくないラインがあると思うんですよ。あんまり近くても嫌だな、っていう。この前、ラーメン屋に行った時もそれを感じまして。一応、「客」として来てるんですけど、おやっさんみたいな年取ったホールの人からは「学生の兄ちゃん」として受け取られたみたいで。接客が基本タメ口、「あ、ここ座って」「はい、○○ね、待ってて」みたいな。いやいやいや待ってくれ、と。俺、お金払ってる客なんだよ、と。若く見えてそう接したくなる気持ちは分かるけど、他の人には丁寧な言葉遣いなんだし、それで俺とも接してくれよ、と。完全にラインを超えてきてる瞬間ですよね。物事には何だって「ほどよい」距離感が必要なんです。でも、明確にそのラインを示す瞬間なんて、お互い無いからコミュニケーションって難しいんですけど。

こういうラインで言うと、最近は「オタク」と「アイドル」の関係もなかなか凄いことになってきているな、と。皆さんはガチ恋という言葉をご存知でしょうか。オタクがアイドルに対して本気で恋をしてしまうという現象です。「俺、あの子と付き合いてえ・・・」とアイドルに対して恋愛感情を抱いてしまう、という。そこには勿論、超えてはいけない、あるいは、越えられないラインがあるわけなんですけど、本気で抱いてしまうんです。「あの女優と付き合ってみたいな」とかそういった軽い幻想ではなくて、彼らは本気で恋してるんです。どうしてこうなるのかな、と考えてみたんですけど、それは今「オタク」と「アイドル」の距離感が限りなく近いものになっているからなのかなと思います。握手会、SNSでのコミュニケーション、チェキ…。地下に潜れば潜るほど、その距離感の近さには驚かされるものです。今までのアイドルは、コンサートだとかテレビだとか絶対に近づくことのできない遠くにいる存在だったからこそ、憧れという感情で踏みとどまっていたと思うんですけど、そりゃこんだけ近くなったら「もしかしたら・・・」と思ってしまいますし、接触機会が増えれば増えるほど女性に対して恋愛感情を抱いてしまうのは自然なことですし。現に「オタク」と「アイドル」が付きあってしまって云々という事例は、地下アイドルだけでなく48グループなんかでも見つかりつつありますしね。マツコ・デラックスなんかがよく言う「アイドル」の変質というのは、このあたりにも一因があるように感じます。手が届かない存在から降りてきてるんです、今のアイドルって。

話をもっと根源的なところに戻せば、恋愛もこうしたラインのせめぎ合いで成り立っている気がして。気がして、というか、多分事実なんですけど。男が「この子ならいける」とグッとアクセルを踏んだとしても、女からしたら「そういう関係は求めてない」とブレーキをかけたりとか。お互いに答え合わせができないから、こうした摩擦が今も世界中で起こっているわけで。でも、そんなの気にせずに思いっきり行ける男、そしてそれが許される男がいるんですよね。羨ましい。経験の場数なんですかね。僕みたいなのだと、いつもヒヨっちゃって、なかなか距離詰められないんで。

話が大分二転三転しました、いや、させましたけど、コミュニケーションって本当に難しいですねという話ですね。何度も傷ついたりしながら、それでも誰かと繋がりたいから、僕らは今日も必死にもがき続けるんです。辛いなー、こう書くと。でも、やるしかないんですよね。しんどいな。


そんな世界を歌っているようなくるりの新曲。「君が嫌い でも愛してる」という最初の歌い出しが全てですよね。嫌いでもあり、愛してる。ツンデレでも何でもなく、人間同士って本当にこうしたコミュニケーション上で成り立っているように感じます。そして、お互いにとっての縮まることのないライン、距離感を探り合っている。永遠に一つになることはない、けれど、お互いにとって「ほどよい」と感じられる距離感を求めて。

まぁ、何が言いたいかというと、僕もブログとほどよい距離感を見つけます。毎日更新はできないけど、こんなに気まぐれに更新するのも嫌なので、もう少し探ってみます。ということで、何度目の再開か。よろしくお願いします。